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9月2日から3日にかけてのウクライナ関連ニュースは、大きく3点にまとめられます。 まず、ウクライナのスタートアップ企業が開発した新型巡航ミサイル「フラミンゴ」が実戦で使用されました。9月1日にウクライナ軍はロシアが併合したクリミア半島を攻撃し、このミサイルを投入。映像にはウクライナ沿岸から複数のミサイルが発射され飛び立つ様子が公開されています。AP通信によれば、フラミンゴは射程最大3000キロ、1トン以上の弾頭を搭載可能で、ゼレンスキー大統領は先月これを「最も成功したミサイル」と評価し量産を表明しました。 次に、ウクライナ和平協議を巡る動きですが、当局筋の報告によると、ウクライナ側は領土の一部である東部二地域の放棄を拒否しており、8月6日のモスクワでの協議ではロシア側との一部妥協案が示されたものの、複雑な駆け引きが続いています。ロシアは本来は東部四地域の完全掌握を望んでいたものの、妥協の姿勢を見せています。一方、米国トランプ大統領はプーチン大統領に経済戦争の警告を発しており、世界規模の緊張が続いています。 最後に、プーチン大統領は上海協力機構の首脳会議で、ウクライナ危機の根本原因を西側諸国の責任とし、欧米の政策を時代遅れと断じる発言を行っています。これにより、ロシアは自らの立場を正当化しつつ、国際的な対立を激化させている状況です。
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