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自民党の新総裁に就任した高市早苗氏は、10月6日から7日にかけて、党の新しい執行部人事を正式に発足させました。新四役の顔ぶれもこのタイミングで明らかになり、記者会見において新体制が発表されました。高市氏は、人事をめぐる審議や調整を急ピッチで進め、6日から7日にかけて最終的な人選を固めたものとみられます。 注目されたのは、派閥のパーティー収入をめぐる不記載問題があった議員の起用について、高市氏が「すでに岸田元総裁のもとで処分を受けており、再処分を検討する必要はない」と明言した点です。総裁選で争った小泉氏や林氏、茂木氏らに対しても「全員活躍していただく」と述べ、幅広い人材登用を目指す意欲を示しました。 新執行部は「挙党体制」を強調し、党内の融和と結束を前面に掲げています。しかし、こうした人事運営に対し、与党内からは不安の声も上がっており、今後の党運営に課題を残した形となりました。 この一連の人事異動は、自民党の新たなスタートを象徴するものですが、今後の政権運営や党内調整の行方が注目されます。また、派閥再編の動きや、次期総選挙を見据えた布陣作りの成否が、今後の焦点となるでしょう。
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