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8月21日夜、台風12号が鹿児島県の日置市付近に上陸しました。台風は非常に活発な雨雲を伴っており、鹿児島市では21日24時間に188.5ミリの激しい雨を観測しました。鹿児島県では21日夕方から22日昼過ぎにかけて線状降水帯が発生し、道路の冠水や市街地での激しい雷雨、横殴りの強い雨により厳重な警戒が必要な状況となっています。高速道路では視界不良と冠水のため通行に危険が生じ、店舗の前まで浸水する状況も確認されました。台風の影響は九州南部を中心に大雨災害の危険度が急激に高まっているため、引き続き警戒が呼びかけられています。 また、東北地方の北部でも記録的な大雨が続いており、23日から24日にかけて再び大雨の恐れが報告されています。本州付近は一時的に晴れ間が広がるものの、24日頃には関東地方で最高気温が40度を超える危険な暑さとなる見込みです。8月全体を見渡すと、日本海側で平年の6倍を超える大雨となる地域がある一方、太平洋側では極端に少雨の地域もあり、農作物や家畜の水管理への注意も必要とされています。
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